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FreeBSD-4.8 のばあい

「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.3)」 は,FreeBSD-4.3 を対象にしていますが,FreeBSD-4.8 でもほぼ同様の手順で 作成できることが,三矢さんによって確認されました. 基本的な作成の流れについては,
「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.3)」
「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.4)」
「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.5)」
「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.6.2)」
を参照してください.基本的には FreeBSD-4.6.2 と同じようにやれば,FreeBSD-4.8 版 のブータブル CD-ROM を作成できますので,ここでは三矢さんに報告された, FreeBSD-4.8 で作成する場合の変更点だけ説明します.

以下,三矢さんからの報告です.


http://web.ffn.ne.jp/~hsakai/cdbsd/download.html

の最新ファイルとの違いは以下の通りです。

(1)fstab.cdbsd は4.6.2-RELEASEと同様 /dev/acd0a に
   変更しなければいけません。
(2)boot/cdboot による起動ができたので mkimg.sh は
   FDイメージは作成せず、cdboot を使用するようにしています。
(3)/etc/rc には rc.patch がそのままあたりました。

diff cdbsd.orig/fstab.cdbsd cdbsd/fstab.cdbsd
2c2,3
< /dev/acd0c            /               cd9660  ro              0       0
---
> ##/dev/acd0c          /               cd9660  ro              0       0
> /dev/acd0a            /               cd9660  ro              0       0
diff cdbsd.orig/mkimg.sh cdbsd/mkimg.sh
14c14,15
< mkisofs -A $2 -R -J -b $3 -c boot.catalog -o $4 $1
---
> ##mkisofs -A $2 -R -J -b $3 -c boot.catalog -o $4 $1
> mkisofs -A $2 -R -J -b boot/cdboot -no-emul-boot -o $3 $1
21a23
>

以上です。

あとは FreeBSD-4.6.2 と同じようにやれば,FreeBSD-4.8 版のブータブル CD-ROM を 作成できるそうです.

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