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FreeBSD-4.4 のばあい
「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.3)」
は,FreeBSD-4.3 を対象にしていますが,FreeBSD-4.4 でも同様に作成できます.
基本的な作成の流れについては,
「FreeBSD が起動するブータブル CD-ROM の作成(FreeBSD-4.3)」
を参照してください.ここでは FreeBSD-4.4 で作成する場合の注意点だけ説明します.
- FreeBSD-4.3 と 4.4 で /etc/rc は多少変わっているが,rc.patch は同じものを
そのまま適用できる.(基本的には rc の先頭付近で rc.cdrom を呼び出せばよい)
- rc.cdrom, mkrwfs.sh 等は同じものを利用できる.
ただし,以下の1点だけ違います.
- FreeBSD-4.3 と 4.4 では,/etc/rc.diskless2 の中身がだいぶ違う.
4.4 の /etc/rc.diskless2 では,/var 以下を作成するために,/etc/mtree 以下を
参照する.(とはいっても,とくにやらなければならないことはべつにない)
- 4.4 の /etc/rc.diskless2 は /var/log や /var/at も作成するため,
/etc/rc.diskless2 の修正を行う必要は無い.(FreeBSD-4.3 の場合には,
/etc/rc.diskless2 の var_dirs の修正が必要)
あとは同じようにやれば,FreeBSD-4.4 版のブータブル CD-ROM を作成できます.
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