2024年度 学習駆動コースについて

本サイトは,SecHack365の公式ページである
https://sechack365.nict.go.jp/
にある,学習駆動コースの説明に対して補足している, 学習駆動コースの詳細説明ページです.
SecHack365への応募は,上記サイトから行います.(このページからは行えません)
応募を希望する場合は,上記サイトの申し込みフォームから申し込みしてください.

2024年度のSecHack365では,私(坂井)は「学習駆動コース」というコースで トレーナーをやらせていただきます.

■ 2024年度のトピック

2つのグループに分かれて,それぞれでゼミを開講します.

■ 学習駆動コースとは

新しいアイディアは,未知の分野を学習したときに,既知の知識との組合せで生まれ ます.
基本はものづくりですが,それに加えて,そうした学習(付加学習)もプラスした コースです.

  1. コース紹介

  2. 育成過程

  3. どんな人におすすめしますか?

(補足)

「学習→開発」というコースではなく, 「開発」に「+α」として付加学習を行う,というコースです. つまり「開発+学習」というコースです.

開発をメインとしたコースですので,まずは作りたいものがあり, それを自律的に作っていけることが必要です.
作るために足りないことは何か,何を勉強すればいいかが自分でわかり, 何が必要かを自分で考えて実践していけることが必要です.

開発に加えて,さらに付加学習を行います.
付加学習のテーマは各自で考えていただきますが,例えばOSを作ってみるときに, あえてネットワークの勉強もしてみる,といったようなものです.
また付加学習は,教科書的なものでなく,手を動かす内容で考えていただきます.

なお付加学習はあくまで「試しに他分野の勉強もしてみる」というものであり,その 結果を無理に開発に結びつける必要はありませんし,付加学習から無理にアイディア を出して採り入れる必要もありません.
まずは作りたいものを作ることを優先し,付加学習はそれに対するオプション的な 学習です.
結果的に,付加学習したことは開発には直接的には役に立たず, となっても構いません. (勉強とはそうしたものですので)

(注意)

やれることや方針は,ゼミによって異なります.
必ずゼミごとの説明を熟読し,そのゼミでやりたいことができるか, ゼミの方針は自分に合っているかを考えた上で, どのゼミに応募するかを検討してください.

付加学習は「作ってみたいものはあるが,作るために何をすればいいかが 自分ではわからないので,作りかたを教えてもらう」というものではありません.
「作ることにさらに加えて,他分野などを付加的に勉強することで,知識の組合せを 増やして新たなものづくりのアイディアが出るようにする」ということを目指します.
もちろん,作りたいものを作るための学習をしていただくのは構いませんが,付加学習 としてそれとは別に,別分野の学習をしていただきます.

なお付加学習をどの程度行うかは,各ゼミごとの判断になります.
(各ゼミの担当トレーナーの判断で,行わない場合もあります)

■ 4つのゼミを開講します

本コースでは4つのゼミを開講します.

応募時には参加したいゼミを選択していただき,ゼミに対して応募していただきます.

各ゼミの詳細,応募方法について,詳細はゼミの説明を参照してください.