バグとの正しい付き合い方
(「組込みプレス」Vol.11 特集記事)
C言語 デバッグ完全解説の出版で， 技術評論社の 組込みプレスに ちょっと記事を書く機会がもらえたので， まあ雑誌記事も久しぶりに書いてみたいなーと快諾． で，書いてみました．
もともとぼくの書く記事は， いつも明確なテーマと言うか解説するターゲットがあるので， あるテーマに対して具体的に突っ込んだ細かい話が多く， やたらマニアックになってしまうきらいがある． まあとはいえそーいうネタモノの場合は，なんとなく読まれることはなくて， 読む人は必要性があって読むはずだし， 場合によってはその記事しか情報源がなかったりすることもある． そんなわけで，わかりやすさよりもとにかくぎっしりとした情報量が重要だと 思っているし，それはそれでいいと思っている． (そりゃわかりやすいに越したことはないのだけれど，ページ数にも限度があるので， わかりやすさよりも情報量を優先するということだ)
ところが今回は「デバッグ」というある意味漠然としたテーマで， しかも「組込みプレス」の特集なので，ガリガリの専門家向きではなく， もっと一般技術者向きだ． ということで，入社したての新人君くらいをターゲットにして， デバッグってこーいう感じのもんですよーてなかんじで書いてみた． こーいう書き方は，ぼく自身は初めての体験だ．
ということで写真多め，イラスト多め，会話形式入りで書いてみたけどどうでしょう． まあぼく自身は記事にいい意味で遊びを入れられて，けっこう楽しく書くことが できた． 記事自体もノートPCで温泉で書いたり，ドライブ中に花見をしながら車内で書いたり． いやー，たまにはこーいう執筆も楽しくていいねえ． いつもはガリガリに専門的になりすぎかな．それはそれでいいとは思うけど， やっぱたまには，遊びも必要なもんだねえ．