WonderWitch
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人目のお客様です.
WonderWitch とは,携帯用ゲーム機「WonderSwan」専用の,ゲームや
アプリケーションを開発するためのキットです.
秋葉原の「ぷらっとほーむ」で入手しました.17000円くらいなので,
だれでも買って WonderSwan のオリジナルプログラムを書くことができます.
おもしろいですよ.
WonderWitch のプログラミングは,なんか昔なつかしくて楽しい.
PC-8001mkII や PC-9801 の BASIC で書いてた頃を思い出してしまう.
現在は,WonX という,WonderWitch用のプログラムを X Window System 上で
動作・デバッグするためのライブラリを製作しています.
WonderWitch 用のプログラムを FreeBSD や Linux 上で動作させるための,
エミュレータのようなものです.(正しくは,互換ライブラリと言うべきかな?)
WonX を使用して,FreeBSD 上で SpeedMac を動かしているところ
以下のことができるようになります.
- C言語レベルで互換なので,WonderWitch用のソースコードを X 上でそのまま
コンパイルし,動作・デバッグできる.(アセンブラはサポート外)
- UNIXの環境でデバッグできるようになる.(デバッガが使える!)
- 不正な値のチェックを厳しく行う.不正な値を使用したときに,
エラーを通知してくれる.
- デバッグ目的のものなので,X上でそのままゲームとして遊べるようなものを
目指してはいない.(X 上では速度的にゲームにならない可能性はあるが,
それよりもデバッグ性を優先して開発する)
- 画面写真が簡単に撮れるようになる.
WonXのページ
SpeedMac
タイトル画面
射撃シーン(画面中央に自分がいます)
ライフル射撃シーン
(画面写真はWonXを使用して,FreeBSD 上で撮影しています)
SpeedMac α版 公開
SpeedMac-α03のダウンロード(2000/9/10)
SpeedMac β版 公開
SpeedMac-β01のダウンロード(2000/9/11)
- メニュー表示追加.
- スコア表示追加.
- その他細かい点を修正.
SpeedMac-β02のダウンロード(2000/9/12)
SpeedMacで遊んだみた人は,感想をぜひメールで送ってください!
- モンスターの移動ルーチンを追加.
- モンスターの復活時に,人の近くにはいきなり現れないように修正.
- ドル袋のスコアを2点から3点に変更.
- モンスターの最大数を修正.
- その他細かい点を修正.
ピコピコシューティングゲームです.詳しくは付属のreadmeを参照してください.
その昔「はるみのゲームライブラリー PART II」にあった,
「速撃ちマック」という1画面プログラムを参考にして,作ってます.
上下左右に動いて,弾を補充しつつ,モンスターやドル袋を射撃してください.
一定スコアでステージクリアです.
アイテムも数種類あります.(オートマチック,マシンガンなど)
まだ開発途中ですので,不都合・不十分・手抜きな点がいっぱいあるのですが,
似たようなプログラムを書いてる人は参考になるかもしれないと思うので,
とりあえず公開します.アドバイス,バグレポートなどありましたら,連絡ください.
今後も開発を続け,随時,新バージョンを公開していきます.
プログラム自体は,X Window System 用に以前に書いていたものを WonderWitch に
もってきたので,オブジェクト指向もどきのつくりになってます.
(malloc()が使えないのが痛いところ)
WonderWitch on FreeBSD
〜FreeBSD 上で WonderWitch を使用する〜
ぼくは,Libretto (FreeBSD-3.4R で動作) 上で dos のエミュレータを
使って,WonderWitch を使用しています.WonderSwan とは,シリアルのPCカード
経由で,シリアル接続します.
コンパイルとファイルのコンバートだけできればいい
(WonderSwan へのファイル転送は cu コマンドとlrzsz で行う)ので,
FreeBSD 上で使うのは,わりと簡単です.
(各種ファイルのフォーマットは公開されているので,
いざとなったら付属のファイルコンバータを使用せず,自分でファイルコンバータを
作ることもできるでしょう)
WonderWitch on FreeBSD に興味のあるかたは,
こちらをどうぞ.
現在,wwterm を製作中.
wwterm起動画面(WonX使って撮影しました)
WWTerm-b03(ソース)
WWTerm-b03(.cfファイル)
WWTerm-b03(.fxファイル)
WWTerm-b04(zipアーカイブ)
- だいぶ改良しました.シリアルログインして,シェル上でカーソルキーと
BackSpaceを用いて,コマンドラインの編集ができました.
- ESCやBackSpaceなどの,特殊文字も入力できるようになりました.
- エスケープシーケンスを解釈するようにしました.
- Y1,Y2,Y3,Y4で,カーソルを移動できるようにしました.
- 簡単な説明文書を追加.
- 簡単なキーの説明が表示されるようにした.
- その他いっぱい改良しました.
- もうすこしでviが動かせそうです.
WWTerm-b05(zipアーカイブ,2000/12/27)
- さらにだいぶ改良しました.
- viが動きかかっています.(vi を動かすときには,setenv TERM VT100 するのと,
eval `resize` するのを忘れないようにしましょう)
WWTerm-b06(zipアーカイブ,2001/1/15)
WWTerm-09(zipアーカイブ,2002/2/7)
- B ボタンを Shift キーとし,Shift でキーボードを変えられるように変更.
- キーボードを複数切替えられるようにしたので,キーの種類を増やした.
(キーボードを大幅に変更)
- ファンクションキーを追加.
- ログ機能を追加.
WWTerm-1.0(zipアーカイブ,2002/2/12)
- ファンクションキーをカスタマイズ可能にした.(wwtfunc 追加)
- README 修正.(新機能の説明を追加)
- その他正式リリースとして細かい点をいろいろ修正.
WonderSwan から Libretto SS1000 (Powered by FreeBSD) に,
シリアルログインしているところです.
写真ではよく見えないけど,
FreeBSD/i386 (Amnesiac) (cuaa3)
login:
って出ています.
画面の上半分が端末スクリーン,下半分は簡易キーボードです.
ログインして,ls したりできます.
がんばってVT100互換もどきにして,vi と emacs を動かしてみたい.
メールは kozos(アットマーク)kozos.jp まで